大日如来のお守り

大日如来のお守りの後は・・・毘廬舎那如来と如来像の特徴

仏像といっても色々な種類がありますが、その中でも悟りを開いているのが「如来」

如来は、毘廬舎那如来（びるしゃなにょらい）、釈迦如来（しゃかにょらい）、阿弥陀如来（あみだにょらい）、大日如来（だいにちにょらい）、薬師如来（やくしにょらい）、などがあります。

その中でも、毘廬舎那如来（びるしゃなにょらい）は如来の中の如来とも言われる存在。

つまり、全宇宙を統治し、全ての如来を統率する絶対的な存在なんです。

奈良の東大寺の大仏はご存知ですよね。あの大仏は毘廬舎那如来像です。

悟りを開いている如来様。その中でもさらに中心となっているわけですから、想像を絶する存在の大きさですね。

また、如来の特徴としてよく知られているのが、髪型。

パンチパーマと言われることも多々ありますが、それとは別物です。

特徴的な如来様の髪型は螺髪（らはつ）とよばれていて、頭のツブツブは渦巻き状になっています。

頭のてっぺんの盛り上がりは「肉けい」と呼ばれているもので、真理を認識できる脳がしっかり詰まっています。

さらに、如来様が座っている台座、これは「蓮座（れんざ）」と呼ばれているもので、千枚の蓮の花びらがおり重なってできて、その花びら一枚一枚が百億もの仏の国と同等であり、そんな蓮の花の上に腰を下ろしている姿は宇宙を統治する姿を表現しています。

如来像に表現されている細かい部分も色々知ってみると、また新しい発見があっておもしろいですよ。